studio Odyssey




スタジオ日誌

日誌的なもの

2010.05.17

ちょこ@ DCC Send

Written by
しゃちょ
Category
C#
TRPG
プログラム

ChocoatDCC.gifCHOCOAは、古いアプリケーションなので、今時代の環境だと、ファイルが送信出来なかったりするわけです。

とはいえ、CHOCOAにはNAT機能が存在するので、ファイヤーウォールに適切にポートマッピングを追加してあげて、設定すれば、送れます。

でもね、コンピューターわかんない人には、わかんない訳ですよ。

なので、ちょこ@の拡張機能の一つとして、UPnPを使ってポートマッピングを追加して、CHOCOAのNAT変換を設定してくれるアプリを作りました。

これで、今までCHOCOAでファイル転送出来なかった人も出来るようになります。メッセンジャーでファイル送れないーって人には、これでも無理なんだけど、今時のファイヤーウォールなら行けるんじゃないかなぁ。

バイナリ(exe)はここ。 Chocoat.DccSupport.zip

詳しい使い方は、

 以下に続く。

・上の画像はクリックするとでかくなるので、見ながらの方がいいです。

・Windowsさんのファイヤーウォールに、ちょこ@で、DCC Sendが引っかかるかもしれないです。引っかからないなら、それはそれでいいです。引っかかると、例外落ちします。(適当PGなので、気にしないでください)

・引っかかる人は、「コントロールパネル」の「Windowsファイアウォール」の「例外」タブで、「UPnPフレームワーク」をチェックしてあげてください。ない人は、「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」で、「Windowsコンポーネントの追加と削除」で、「ネットワークサービス」を選んで、「詳細」ボタンをクリック。「UPnPユーザーインターフェイス」というのをチェックして、OK。前の画面で「次へ」とやって、インストールしてください。

 XPの場合の話で、Vistaと7は知らないです。あとは、細かいところは、ぐぐれ。さすがに、それくらいはやっておくれよ。中身はちょこ@DCC Sendがやるからよぅ。

・.net Framework 2.0が必須です。

・解凍したら、適当なフォルダに突っ込めば動きます。アンインストールなんて上等なものはありません。消せば終わりです。

 以下、機能説明。 

・ちょこ@が繋がっているサーバー

 CHOCOAが起動していて、サーバーに繋がっている時、ここに繋がっているサーバーが出ます。DCC SENDでファイルを送りたい相手がいるサーバーを選んでください。「ちょこあを再検索」は、後から接続した時にぽちすると、読み込み直してくれます。

・ちょこあのNAT

 CHOCOAのメニューにある「設定」-「高度な設定」-「NAT用設定」の中身です。「使わない設定です」だと、使わないです。「NATを取り直し」は、設定を取り直します。

・WANアドレス

 外側から見られるアドレスです。基本的には、グローバルIPなはずです。これがグローバルIPでないなら、そもそも送信できねーです。Webサイトとかで、IP確認できると思うので、確認してみてください。ここがでねーと、UPnPもつかえねーです。「WANアドレスの取り直し」は、そのまんまです。これを押すと、現在のポートマップも表示されます。

 下のデータグリッド部分に、現在のポートマップの一覧が出ます。msnmsgrとかあったりするかもしれません。メッセの設定です。「削除」ボタンがあるのですが、自分で追加したもの以外は、あんまり消さない方がいいです。(消してもいいですが)

・あいてるポートを探す

 隣のポート番号から1つずつ加算して、ポートを探す場合にチェックします。外した場合、隣の数値のポートを開けます。ちょこ@は、CHOCOAとの連動が前提ですが、穴を開けるだけも出来ます。

・リース期間

 ポートマップのリース期間です。単位は秒。0は無期限ですが、0以外を受け付けてくれない場合もあるみたいです。よくわかんないですが、使い終わったら削除するのがよい使い方だと思います。

・説明

 説明に出る文字列です。何文字入るのか知らないですが、あんまり入れない方がいいんじゃないかなぁ。(試してない)

・プロトコル

 TCPでいいです。UDPで開けたいときは、選んでください。CHOCOAでは、TCPだけでいいです。

・ポートマップを追加する

 指定されたポートマップを追加します。追加すると、ちょこあのNATのアドレスと、WANのアドレスが同じになります。

 で、データグリッド内の「内部ポート」の数値(6660とか)が、ちょこあのNATの : より後ろに書かれているはずです。

 これで、チャンネル参加者を右クリックして、DCC-SENDで、ファイル転送が出来るはずです。

 内部的には、CCAPIと、UPnPを組み合わせているだけなので、そんなにたいした事はしていないです。ソースコードは、ちょこ@のコード類の中にまぜこぜってます。ブログのどっかにあるよ。

 開始位置が必ず左上になりますが、位置を変えたい人は、zipを解凍した後に出てくる Chocoat.DccSupport.exe.config をメモ帳で開いて、0, 0 ってなってるところをいじってください。たとえば、僕のディスプレイは1600x1200なんですが、右上に表示させるのは、横幅が470なんで、1600-470=1130 で、1130, 0 とやると、右上に出ます。自動保存でもいいんだけど、無駄にHDD汚したくないし-。

 まぁ、なんかあったらコメントでもしてください。


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