studio Odyssey



スタジオ日誌

日誌的なもの

2018.04.14

リメイク

Written by
しゃちょ
Category
日記
雑記

 リメイクー!

 まあ、レスポンシブデザインにして、スマフォで見やすくしただけですけどね。全コンテンツを修正しました。あれやそれやこれが、スマフォでみやすい!

 これを期に、過去のアレやこれを、電車の中で読もうキャンペーン!(俺はすでに終了・確認のために見た)

 だけど注意だ!

 RO日記は画像やテキストがでかすぎるので、ミドルクラスのAndoroidだと、スクロール遅くてイライラするので、iPhone推奨な! おじさんとの約束だ! iPhone 8でしか見てないから、6とかはしらん!

 結論から言って、スマートフォンサイトでmouseoverを使うな。超面倒くさい。

 とはいえ、うちのコンテンツのRagnarok日記は、脚注にmouseoverしたときにでてくるチップが、本編を補強するネタになっているので、あれがないと、それはそれで寂しい。というわけで、スマフォでも見られなければいけないわけだ。

 もともと、あのへんのコードとかは、16年も前に書いたものなので、Netscape対応だとか、Opera対応だとか、まーいろいろやっていたんだけど、流石に、タッチには未対応だった。(当たり前) で、スマフォって、実はmouseoverをクリックにエミュレートするような挙動が組み込まれていて、まー、特に手を入れないでも、ちょっと直したら、チップが出るところまではできた。

 が、問題は閉じるとこだ。

 オリジナルのコードはmouseoutで閉じるんだけど、まー、これはエミュレートされていないので、閉じるを実装する必要があったんだけど、これが曲者。タップして出てくるから、タップで閉じりゃいいって、当然の発想で、ドキュメントのtouchstartにリスナーつけると、ちゃんと閉じられたりして、良さげになるんだけも、iOSのとき、これだと、同じ要素をタップすると、二回目以降が反応しない。別の要素を触ったあとならいいんだけどね。

続きを読む <スマートフォンにおける、mouseoverイベント>

2018.04.01

 あれは、16歳の誕生日。
 私は──勇者の子は──旅立った。
 この物語は、その勇者の子である私が、やがて伝説の勇者と呼ばれ、その仲間たちと共に世界を救う事になるまでの、長い長い、旅の記録である。

 城下町、出会いの酒場。
 私はそのドアをそっと開け、するりと中に滑り込んだ。旅立つ私に城付きの魔法使いが教えてくれた、信じるも信じないもお前次第と言われた予言を頼りに。「勇者の子よ、お前は城下町の出会いの酒場で、長い長い旅を共にする仲間たちと出会うであろう……」
 眉に唾をつけつつも、一人旅は心許ない。私は仲間を求める冒険者達が集うというその店の中をぐるっと見回し、テーブルを囲む幾人もの冒険者たちの姿を──
「おっと、ごめんよ」
 不意に、私の背中にぶつかりそうになりながら、ソフトレザーに身をつつんだ男性が店内に入ってきた。思わず、「あ、すみません」と小さく漏らして、脇に逃げる。
 と、
「うお、ノービスとか、超ひさしぶりに見ましたよ」
 入ってきたソフトレザーの男性に向かって、テーブルに着いていた深い黒色のフルプレートメイルを着込んだ男性が声を上げていた。その隣には、薄く銀色に輝くローブを身にまとった女性の姿もある。
 声をかけられた男性は、テーブルに近づきながら、
「え? マジで? 過疎ってんの? これ」
 と、苦笑交じりに問いかけていた。
「これ、何年前のゲームだと思ってます? もう、旬は過ぎましたよ?」
「当時は、AI勇者と旅するゲームって、結構話題になったんですけどね~」
 テーブルにつくその男性を見ながら話を続けたのは、先の銀色のローブを着た女性だった。
「もともと、AIの実験目的で作られたゲームですし、第三部のアップデート以降、もうアップデートは出さないって、開発元が明言しちゃいましたからね~。ロートル廃人勢以外は、ほとんどやってませんよ~」
「基本、終わり無きエンドコンテンツに挑む物達の魔境です。とは言っても、ピークタイムでぎり四桁くらいしかいませんけどね。サービス終了までに、世界を救えるといいですね!」
「ひどい!」
 笑いながら言うプレートメイルの男性に、ソフトレザーの男性も、笑いながら返していた。

続きを読む <勇者ちゃん、旅立つ!>

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