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スタジオ日誌

日誌的なもの

2013.05.25

小平市の住民投票

Written by
しゃちょ

 明日、26日、小平市で、直接直訴による住民投票が都内で始めて行われる。

 というニュースが新聞に載っていた。僕は知らなかった。へー。でも、実はちょっと関係ある。道路工事に対する住民投票なんだけど、実はこの道路、最終的に完成すると、僕の家の前を通ることになる。あ、自治体違うんで、小平市に住んでるわけじゃないんですけど、最終的な完成形ではね、ものすげー長い幹線道路になる予定の道路なの。この都市計画は半世紀以上前からあるもんで、お家買うときに説明受けてる。

 細かい話は小難しいので、適当な記事を読んでみて欲しい。

IWJ Independent Web Journal
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/80592

 簡単にいうと、道路の工事について、「計画を見直す」か、「見直す必要はない」かを問う住民投票だ。「賛成」「反対」を問うものではない。まぁ、道路が本当にいるのかどうかという問題もあるんだけど、半世紀も前に計画されたままの道路が、今更必要かなー考え直した方がいいんじゃいかなー、自然を破壊してまでやる必要ないとおもうしー、つーか、大きい道路、すぐ隣にあるしーという感じの住民投票だ。超要約。ちなみに僕の家の前が幹線道路になるとしたら、僕的には資産価値が上がるので悪くないとも思っている。これはあくまで、私見。「よい」「わるい」ではなく、「意見を言う」「関心を持つ」という、もっと低次元のところの話。食いついても何も出ません。のれんに腕押し。

 何が言いたいかと言えば、この住民投票は「意見を言う」「関心を持つ」が最も大事な事だと思うから、こんな話を書いているわけです。

 この住民投票は、この国の「民主主義」に対して、非常に大きな出来事だと思う。

 今後、憲法改正の話もどんどん進んでいくだろうし、国民が、自らの住む国に対して、未来を選択する必要性に迫られる時は、すぐそばに来ていると思う。その中で、地方自治体でこういう投票が行われるというのは、非常に意義のあることですし、我々はそれに関心ほ持たなければならないのではないか、と。

 まぁ、そんなわけで、ちょっと知ってもらいたいなぁと、書いてみた次第ですが、二回続けてこういうネタというのもどうかと思う。久しぶりに書いたかと思ったらー。

 あ、ひとつ言い忘れ。

 この住民投票は、50%を下回ると結果は公表されない。なぜかというと、そのように条例が改正されたから。何でそんな改正を行ったのかは、しらん。わからん。別にどうでもいい。ただ、「民主主義の学校」たる、地方自治体の選択とは言えない、と、僕も思う。

 でもだからこそ、この住民投票は、50%を越えて、「計画を見直す」か、「見直す必要はない」かを市民に、ひいてはこの国のみんなに、知らせて欲しいと思う。民主主義というのは、そういうものであると思うし、そうでなければならないと思うからだ。


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