studio Odyssey




スタジオ日誌

日誌的なもの

2012.09.29

ROBOTICS;NOTES終わった

Written by
しゃちょ
Category
コンシューマ

 ROBOTICS;NOTES終わった。

 なげーかった。最後の分岐に入ってからが長すぎるよ。ゲジ姉くぎゅう。

 えーと、実際終わったの先週くらいだったから、内容うろ覚えだったりするんだけど、なんだっけなー。

 ああ、格ゲーに強くなって、世界を守ろうだっけ?あれ、それは何か別のライトノベルだったな。

 続きはややネタバレ有り。まぁ、シナリオの核心には触れないけど。

 今回のこれは、ロボと宇宙なんだよね。宇宙関係、ちょっと弱かったよなー、舞台が種子島なんだし、もっと宇宙浪漫があってもよかったと思う。

 あと、ロボが微妙だったな。いわゆるスーパーロボットと、リアルロボットのどっちつかずなのがよくない。キルバラってゲームで(劇中では、それも元はアニメなんだが)、出てきたロボがメインなんだけど、これが実に微妙。ロボなめてんのか。

 劇中で、リアルロボットと、スーパーロボットの定義を教えてくださいみたいな台詞があったりするんだけど、こまけぇこたぁいいんだよ!がスーパーロボットだろ。で、リアルロボは、こまけぇことを気にするモンだろ。

 って訳で、劇中のロボは、リアルロボよりなんだけど(歩くのがすげー大変だったり)、そのくせ、ロケットパンチ的なもの(パイルバンカーだったが)をぶっ放す。

 作用反作用については...?

 歩くのも一苦労のロボが、射出型のパイルバンカーを撃ったら、後ろに倒れると思うんだが...小型の、いわゆるロボコン的ロボなら平気だとは思うけど。

 ちなみに、ロボは電気で動くわけだが、電源に関しては、「不思議鉱物」で逃げていた。うん、しょうがない。巨大ロボを動かす電力は、みんなが頭を悩ませるものだからな!

 敵側の巨大ロボは何で動いていたんだろう...

 おっと野暮すぎたか。

 まぁ、細かい突っ込みどころは満載。ロボものは仕方ないね。それもおもしろみのひとつではあるんだけど、もうちょっと遊んでもよかったんじゃないかなー。まぁ、ロボは個人毎に格好いいが違うものだから、難しいと思うけど。

 ゲームとしても、シュタゲに比べると、引き込まれる面白さ的なものはない。まぁ、シュタゲが快作だっただけに、少々評価が厳しくなるのは仕方ないかもしれないが、シナリオ分岐のフラグになる「ついぽ」(ツイッター的なの)の分岐も、本編には全く関係がなかったり、戦闘時のコマンド入力も、別に意味はなかったり、作り込みは少々甘いなーという感じだった。

 ロボはロボ、宇宙は宇宙にした方がよかったかも知れない気はする。あと、ロボやるならロボやるで、もっと未来にして、何か大きな技術的ブレイクスルーを出してしまってもよかったかも知れないと思う。巨大戦艦降ってきた10年後とかね。

 それは何か違うものだー。


トラックバックURL

http://blog.studio-odyssey.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/801

コメント[2]

Anonymous   2013.05.06 22:04 | 返信

わざと意図してリアルとスーパーを混ぜてるんですよ。それくらいは理解してますよね?


しゃちょ   2013.05.08 02:40 | 返信

No.153の匿名 さんのコメントへの返信

 なんか、古いのあがってた。

 うーん、なんというか、ロボットって言うのは、個人的にはファンタジーだと思うのね。極論を言ってしまえば、リアルロボットって言うのは無いと思うのですよね。ロボットはファンタジー。

 その中で、ある程度の考証を伴って制作されているものは、いわゆるリアルロボットジャンルになるんじゃないかなーと思っているわけです。それはSF考証とか、SF設定と言ってもいいとは思うんだけど。

 たとえば、作中でロボットの重量に関する会話があるんだけど、その中で、アルミ、FRP、カーボンナノチューブの話が出てきてたと思うのね。これはね、科学的ですよね。そういう、ある程度の考証を前提としている場合、ファンタジーといえども、嘘にしていい範囲って言うか、まあ、線引きというか、そういうものが無いといけないんじゃないかなーと思うわけなんです。だって、そんなの話題にしなくたって、ロボットはファンタジーなんだから、動くといえば、動くでしょう。そういうロボットものは、たくさんあるわけですし。

 このロボットはね、作中で、それなりに制約を課せられているじゃないですか。そもそも、最初は歩くのすらままならないわけで、あれはね、ものすごく「本当」に見える。実際は、あの大きさのロボットが自重に耐えられるかどうかとか、考えるべきことはいっぱいあると思うけど、でも、その制約があるからこそ、成立してるドラマもあったと思うんですよ。でもね、正直、ラスト近辺は前半の枷の中にあったドラマが弱くなってなかったかなーと。まあ、そのひとつが、個人的には、作用反作用の話だったわけで。

 だからと言って、別に、作中のモノポールモーターをね、否定する気はないんですよ。あれは、劇中での技術的特異点であって、あれがないとファンタジーが成立しない。これについては、突っ込んじゃダメ。ファンタジーを成立させるための大きな嘘は、許容されなければならない。

 でもね、その大きな嘘を許容して、でも、巨大ロボットの枷の中でドラマをやる以上、つうか、宇宙モノも少しは絡んでいるわけだし、作用反作用は考察すべきだったんじゃないかなーと。科学アドベンチャーと言っているわけだし、ロボットの重量を気にするのに、物理法則無視しちゃうのは、ちょっと違和感を感じるわけです。そんなの関係ないって言っちゃえばそれまでなんですけど、じゃあ、ロボットの枷の中にあるドラマもうそ臭くなっちゃう。

 あれ?作用反作用は物理法則じゃ無いっけ?

 まあ、最終的には、ロボットに関する「格好いい」の尺度は、個人毎に違うものだから、難しい話ではあるんだけども、個人的には、ラスト近辺はもうちょっとロボットらしい枷というか、制約があって、そこからの盛り上がりが欲しかったなーと思ったわけです。はい。

 そーいや、アニメの最終回の出撃シーン、アイリ居なかったんだっけ。


コメントする