studio Odyssey




スタジオ日誌

日誌的なもの

2012.01.01

あけましておめでとうございます。

Written by
しゃちょ
Category
日記

 新年、あけましておめでとうございます。
 テレビでは、ジャニーズが歌っています。

 本年も、studio Odysseyは適当な感じでやっていくので、よろしくお願い申し上げます。っていったって、今年は結局1月の頭に更新したTRPG以外、何も更新しなかったんですけどね。

 今年もそんな感じかもしれませんが、まぁ、「そこに行けば、変わらずに、ある」というのが、いつからかオデの目指していたものになっているので、そんな感じで行きたいと思います。

 旧年はいろいろなことがありました。仕事が忙しすぎて、自分の時間等、まったくとることができませんでした。まぁ、この仕事はまだ一段落と呼べる段階ではないので、今年も年初はかなりハードでしょう。
 それでも、年末年始はお休みしていますけどね。

 嫁さんにも迷惑をかけています。ごめんなさい。
 いや、マジで本当に。

 さて、新年を迎えたので、今年のことや、今後のことを考えなければいけません。
 考えてみれば、こんなことを、もう14年もやっています。
 年数だけでいえば、もう15年です。0歳の子が、高校生になっちゃいます。すげー。

 15年で、いろいろ変わりました。
 僕は大学生から、社会人をへて、プータロー(自宅で仕事はしていたが)、そして社会人復帰、結婚と、思えば遠くへきたもんだ、という感じです。
 感覚としては、あの頃と何も変わった気はしないんだけどね。

 それがいいのか悪いのかは、わかりませんけども。
 まぁ、たぶん、あんまりよくないんだと思うんだけども。

 オデは10年で終わりとは、昔から言っていたことです。
 なので、今は全速力の余力で生きているようなものだと、以前にどこかで言いました。

 この感覚は、今もあんまり変わっていません。変わっていませんが、ちょっと、studio Odysseyというものは、それとはまた違うものなのかなぁと思いはじめています。
 先にも書きましたが、studio Odysseyとは、もしかすると、今は僕にとって、「そこに行けば、変わらずに、ある」というものになっているのかもしれません。

 旧年はいろいろありました。
 別に僕がここで何を言ったからといって、世界がどうなるわけでもないので、所感として言いますが、震災があり、政治不安があり、アフリカではクーデターがあり、暗いニュースが多くありました。
 個人的にも仕事が忙しく、何かができた年ではなかったと思います。というか、何もできず、逆にいろんなものを駄目にしてきてしまったような気すらします。2011年は、暗い、駄目な年でした。

 その中で、旧年末、2日あった休みの中で、ブログを何回か更新し、サイトのデータをまとめたり、未公開の「アメスピの旅」のデータを復元したり、写真の整理をしたりしていました。その中で、ふと思いました。

 何かが変わらずに、ずっとそこにあるというのは、それだけですごいことなんじゃないでしょうか。
 そして、15年もの間、ここに変わらずにある、studio Odysseyというものは、それだけで十分、すごいものなんじゃないでしょうか。

 僕は駄目ですよ。
 いろいろ大切なことを置き忘れてきたり、仕事、家庭、サイト、優先順位付けができてなくて、ごちゃ混ぜで、なんかもう、この文章と同じで、とっちらかっていて、何が何だか、訳がわからないよ。

 ただまぁ、それでも15年続けてきたこれは、ここに、変わらずに、ある。

 たぶん2011年の後の、2012年だからこそ、それがすごく大事なことのように思えるのです。

 今年は、いや、これからはと言い換えた方がいいかもしれません。
 オデは変わらずに、ここにあることを目標にして行きたいと思います。更新も遅いし、新規のコンテンツもなかなか出てこないと思いますが、15年の積み重ねは、変わらずにここにあり続けます。あなたの歴史のどこかに、オデがあったとすれば、いつか振り返る時、変わらずにそこにあり続けるようにします。

 今の僕らにできることは、たぶん、それくらいしかないのかもしれないです。

 毎日の生活は忙しく、新年の挨拶なのに、暗い話ですが、今年も忙しく、そして光陰矢のごとしで、来年になってしまうでしょう。その間に、たぶん、たくさんのことがあって、いいことわるいこと、たくさんあると思います。
 何があるか、わかりません。何もないかもしれません。

 けれど、それでも、変わらずにここにある。

 あなたがオデと出会ったのは、R-0かもしれません。なっくるかもしれません。RO日記かもしれませんし、TRPGかもしれません。
 2時間でSSを書いて後悔するかもしれませんし、短編集の何かかもしれません。読み切りかもしれませんし、くずせんからかもしれません。もしかしたら、the WHEEL of FORTUNEなんて人もいるかもしれません。

 何であっても、いつかあなたがあなたの歴史を振り返る時、その時にその場所で、たばこでも吸いながら待っているような、そんな存在にオデはなりたいと思います。

 更新できないいいわけであっても、
 駄目な自分のエクスキューズでも、
 なんでもいいですし、どう受け取ってもらってもかまいません。

 まぁ、こういうこと書くと、また、いろいろいわれちゃうのはわかってるんですけどね。お前が思っているほど、他の人たちはこのサイトのことなんか考えてないよとか、思い上がりだよとか、新年そうそう、こんな重い文章書いてんじゃないよ。とかね。

 でもきっといつか、この文にも、何かの意味が生まれると信じています。
 15年の歴史の中で、いつしかこのサイトのどこかの一片が、誰かにとってのそれになったように。

 悲しいことに、今、僕たちにできることは、それほどたくさんはなく、「面白さと格好良さは、すべてにおいて最優先」としてあの頃の仲間たちも生きてはいけていないでしょう。

 たぶんね。きっと。みんなそう。

 今、僕たちにできる最大限のことは、きっと、それくらいなんだろうと思います。
 でも、それだけでも、studio Odysseyがここにあるのに、あり続けるのに、十分な理由付けだろうと思います。

 今年も、別に何もないかもしれません。もしかしたら、何かあるかしもしれません、わかりません。
 だけど、今年も、オデはここにいます。きっと。

 今年も、よろしくお願いいたします。

「僕たちはいつでもここにいるので。
 いつか、あなたと一緒にこの場所で。」

 今年の抱負は、これで行こうと思います。


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コメント[1]

Ridgel   2012.01.02 00:36 | 返信

あけましておめでとうございます。
もう随分顔を出してませんが、昨年は私も色々大変でした。
いや、過去形ではなく現在も状況は厳しいのですが、それでもなんとかやってます。
そんな中、「そこに行けば、変わらずに、ある」というものは、嬉しいというかありがたいというか
うまく言えませんが、僕にはまだ帰れるところがあるんだ、みたいな…ちょっと違うかな。
まぁ、それは置いておいて、遠くスカイリムの地から
studio Odysseyとプロンテラベンチの皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

追伸
「アメスピの旅」見たいなぁ(チラッ

…というような事をコメントしようと思ったら
できなかったのでIRCに顔出しちゃいましたね(笑)


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