studio Odyssey




スタジオ日誌

日誌的なもの

2010.04.06

うーん

Written by
しゃちょ
Category
雑記

 2chのまとめサイトを巡回していたら、ライトノベルがどうとかという話の記事をなんかよく見たので、最近俺が読んで面白かった、「放課後のロケッティア」を、是非みんなにも読んでもらいたい。

 つうか、ロケッティアの話って、ブログに書かなかったっけ?書いた気がするんだけどなぁ。なんで出てこないんだろう。書いてないのかなぁ。

 「放課後のロケッティア」は、たぶん、2時間ドラマか、映画化されると思うんだよね。僕的には、それくらい、いい作品だったんだ。

 つか、そもそも、僕がこれを読んだのは、うちの嫁こと、みみんが、「今年はライトノベルを読むんだ!」と息巻いて本屋に行って、続きものじゃなくて、新しい奴で一冊で終わる奴!って手に取った本なんだよね。で、結局本人は読み切れなくて、俺に「読んで内容教えて」って、パスしたモノなんだけど...なんだろう、たぶん、みみんにはスゲー読みづらい本だと思うんだ。だから、たぶん、一般的なライトノベル好きな人たちには、すげー読みづらい本だと思うんだ。けど、俺の中でライトノベルって、こういうモノだと思うんだよね。

 カテゴリで分類するなら、「ロケッティア」は、ジュブナイルかもしれんけどね。俺の中で、ライトノベルっていうのは、ジュブナイルなんだけどさ、「ロケッティア」は、まさにその王道を行く感じなんだよね。

 ちなみにストーリーなんだけど、気になった人、立ち読みとかするかもしれないので言っておくね。この話、主人公が出会った仲間たちと、「ロケットを宇宙に飛ばす」話です。最初の100ページくらい、なんか、中二病かと思うような文体と活字が続くんで、ちょっときついと思うし、まったく「ロケットを宇宙に飛ばす」話には見えないんですけど、でも、最後はロケット飛ばします。この展開が、凄くいいです。読後、もう何ヶ月かたってるのに、こうして俺が話題にあげるくらいなんだから。

 なんかねー、ライトノベルなんてのは、オタの本だとか、漫画やアニメをテキストで表したものだとか、ミニスカふともも丸出しの美少女キャラが表紙を飾っているだとか、いろいろみんな言ってるけどさー、「ロケッティア」読んでくれよ、それでちょっと、語ろうぜ?「ロケッティア」はライトノベルか?俺の中では、ライトノベルっていうのは、こういうモンだと思うんだけど、どうよ?それとも、ライトノベルはジュブナイルじゃないのか?だとしたら、俺の認識が間違ってるんだな。みみんも「ライトノベル」と思って買って、読めなかったわけだし。(それ以前にみみんは活字を200ページ以上読めないが)

 なんかさー、いろいろ言いたいこと、書きたいことはあるんだけど、文章へたくそになっちゃったし、いい文が思いつかないんだよねぇ。なんだろう、このもどかしさ。まぁ、いいや。ちょっとでも興味を持ったなら、是非、「放課後のロケッティア」を読んでみてもらいたい。そして、これがライトノベルであるかどうかを、是非教えてもらいたい。俺の中では、これはライトノベルなんだよ!

 「行けるんだ、絶対、行けるんだ!! 飛ぶように作ったんだから、飛ぶんだ!!」とか、すっげー格好いい台詞に感じるぜ?これだけだと、何言ってるんだって思うだろ?でもな、スゲーいいんだよ、それが。ジュブナイル小説っていうのはさ、そういうモンなんだと思うんだよ。


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コメント[3]

ふれすべるぐ   2010.04.07 22:27 | 返信

何となく紹介文を見て「ピクシーワークスっぽい」と思った。
いや、どっちも読んだことないけどさ。

個人的にライトノベル=ジュヴナイル、では無いと思うなあ。
根拠とか聞かれても困るけど。で、その上でなんかすげー
説明が難しいけど、実際にソレを読んで見ないとラノベか
ジュヴナイルかって区分けは出来ないなあ。
こういうのがラノベ、とかこういうのがジュヴナイルって
明確に言葉に出来る人って居るのかしら。

感覚としては剣と魔法がどうとか、美少女がどうとか、
そういう作品が台頭してくる前の時代の「ファンタジー」
っぽい作品がジュヴナイルじゃないかなあ、とか。
(そんな時代あったのか?筒井とか?)
で、時代が違うから作風とかも違う、からラノベじゃない、
みたいな?多分違うな!わかんねえ!

とりあえずロケッティアとやらが(自分の中で)どちらに分類
されるのかを確認するため、買って読んでみようと思う。

因みに、最近読んだガガガレーベルの作品だと、
「恋の話を、しようか」はラノベではなくジュヴナイル、
だと思った。ついでに僕が最初に出会ったジュヴナイルは
「ジャパニーズドリーム」(蜂屋誠一 著)だと思う。


しゃちょ   2010.04.08 08:12 | 返信

ピクシーワークスは俺も読んでないなぁ。方向性は似てるかもしれないけど。

剣と魔法も、俺の中ではジュブナイルに入ってもいいんだよね。フォーチュンクエストはジュブナイルだと思うんだ。筒井の時かけはジュブナイルだと思う。


ゆに   2010.04.30 03:14 | 返信

 亀レヌ。

 読んだ。ちょー面白かった。
 少なくともここ数ヶ月の間に読んだラノベ(除リプレイ)の中では一番。

 ラノベかどうかという点については、文章の体裁が現代的ラノベなのでラノベってことで。
 (なので、読み易さで言えば、最近のラノベの標準的な読者層であれば、読み易いと思う。)

 内容はどう言ったものかなあ。
 真っ当に始まって真っ当に展開して真っ当に終わっちゃってるので、標準的なラノベとは読後感は違うと思う。(真っ当に展開して真っ当に終わるのは稀なので。)
 シナリオがド王道なのは同意。王道万歳。

 僕が全体の中でどの辺りに位置する読者かは分からないけど、僕は、「ジュブナイル」っていう括りの概念を持っていないので、その文脈ではどちらとも言えない。
 学生モノ && !学園モノって感じかしらね。

 かぐやさんと翠さんがちょー可愛いので、それだけでも読む価値はあると思います。


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