2009.10.28
Les mise
- Written by
- しゅーほ
あぁ、無情。と邦訳されますが、直訳では「悲惨な人たち」という風になるそうです。
今日も観てきました。東京は、帝劇で。
前回とはジャンバルジャンを演じている役者さんが違うんですが、ちょっとオーバーアクション気味な方かなぁ、という印象でした。あと、下水道でマリウスを担ぐときの担ぎ方が違った。やっぱ個性なんでしょうかねぇ。
ジャベールやテナルディエ夫妻は同じ方が演じてらっしゃったので、変化なし。お上手でございました。
以下、わかる人しかわからないような内容です。
あと、今日は昼間の公演だったために、子役の方もカーテンコールに出てこられていました。夜の部だとカーテンコールが21:00を過ぎるんですよねぇ。残念ながら。
とりあえず、コゼット(小)は可愛い。けなげ。エポニーヌ(小)は結構意地悪をする。
もう一人子どもが演じるガブローシュは、前回の印象だと背伸びをして痛々しい子、だったけど、一生懸命さがたまらなく泣けてきます。
グランテールっていう、ちょっとやる気のない革命志向の学生が登場するんですが、それと仲が良くて、ラマルク将軍が死んだ!の情報を持ってきたときはお酒を飲ませてもらったり、家に帰してのシーンでガブローシュが毛布をはだけたのをかけ直してあげたり、第2の攻撃の前に必死に逃がそうとしたり、良い兄貴です。
とまぁ、脇役たちにも様々な人間模様があって、物語が深まるんでしょうね。
ちなみに、私はプロローグでジャンバルジャンがミリエル司教に拾われるところでホロリときました。すごい、自然に優しい。あんな風になりたい物です。
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