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スタジオ日誌

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2009.04.20

折りたたみ式バイク

Written by
しゃちょ
Category
時事

 新聞のある記事だが、最近、運転代行の世界では、現地に折りたたみ可能なバイクで向かい、運転代行をして、バイクで帰るというビジネスが流行始めているらしい。

 普通、運転代行というと、2人ペアで現地に行き、客の車をひとりが運転、もうひとりが自分たちの乗ってきた車を運転し、目的地に到着後、その車で帰るという形が一般的だが、この、折りたたみ可能なバイクを利用することにより、ひとりで運転代行に出ることが出来るという。

 当然、これによりコスト削減が可能になる。ふたりがひとりでよくなるわけだし。

 ので、これは間接的に、悪質な飲酒運転を減らすことが出来ると言えるだろう。代行は高いというイメージから、まぁ、この金額なら、頼んでもいいかなというレベルにまで、価格を落とすことが出来るはずだ。

 それだけでなく、代行運転の別の利用方法も増えてきているという。

 高齢者が、車は持っているが、運転するのが怖いという、隠れた需要を喚起しているそうだ。比較的安価なため、代行業者を呼びやすいというのだ。

 なるほど、このビジネスモデルは、今後、高齢化していく社会の中で、ニーズはどんどん高まっていくビジネスモデルのように見える。いい着眼点だと思う。

 さて、そうなると、折りたたみ式バイクというカテゴリが、今後、多少なりとも伸びていくのではないかと考えられる。折りたたみ式バイクと言って最初に思い浮かべるのは、「ガソリンエンジンの場合の、オイルやガソリン」のことだ。安全性の面で、ガソリン式バイクでは、この、オイルとガソリンの問題が頭をよぎる。漏れる可能性が高いということだ。

 技術的にこれらの問題の安全性を高めていくことは可能だ。が、ここで、あえて、消えた技術の復活を望む。

 電動バイクだ。

 パワーの問題や走行距離の問題等もあるが、折りたたむことが出来て、小型で、トランクや後部座席に安全に積むことが出来る電動バイク。

 エコエコ言われるこの国で、どうにも下火のまま、いつの間にか消えてしまった技術が、この需要によって復活してくれないかと、個人的に望む。

 いや、EC-02がほしいんだよ...なんか、未来っぽいじゃん。


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コメント[1]

しゅーほ   2009.04.20 12:42 | 返信

 折りたたみバイクと聞いて自転車しか思い浮かばなかった私。
 私はBikeFridayが欲しいな。


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